気象大変動

夜中は雹まじりの雷雨が降り続いていた。今は曇りなのに４０度を超える暑さになるいつもの日。

木陰に入っても涼しいとは感じない。湿度100%で刺激臭のある重い突風が吹き荒れ、べたつく体を浸食しシミだらけにする。
かといって家の中にも居られない。暴風と酸性雨による送電線の切断で復旧の見通しの立たない停電が頻発したため、ここ暫くはエアコンも冷蔵庫も扇風機さえまともに動かなくなってしまった。
太陽光の自家発電も厚い雲の下では無力だ。

今はただじっと目を閉じていよう。夜になればまた雷雨や雹で眠れない。


これが２０年後の地球であるかもしれない。
環境を壊したことで収束しなくなった気象変動は、人類に適さない地球をつくってしまう。

今、君が出来る地球保護を実行していけば、子供達は生き延びていける