ZED2 with Q-Rings

tubesing

2011年08月21日 00:13

引越し作業一休みして整備中(画像は仮組みで実際には72度右回転)

ZED2クランクはLOOK695に搭載された革新的クランクである。
このクランクの特徴としてPCDが110も130も(つまりコンパクトクランクとしても標準としても)使える(但しShimanoやCampyのリングはそのままでは付かない。またリング間のスペーサは要注意とか)
そこで今回は以前から試したかったROTORのQ-Ringsを搭載する。
またクランク長を170,172.5,175と可変に出来るのも実験道具として優れている。

このBottom Bracketのシールドベアリングは大口径であるが、メンテナンス性は専用工具を使用すればとても良い。
この利点を最大限に生かすため、ベアリングは頻繁にメンテを行う前提でマイクロロングリスのみを薄く使用してクランクの抵抗を極力減らす。

さてQ-Ringsは楕円形状をしており、例えばダンシング中に力の入る踏み込みのタイミングで負荷が大きく係りバイクに体重を掛け易く、逆に上死点/下死点をスムースに通過出来ることでダンシングが楽になる具合、つまりペダリングが効率良くなるという謳い文句のチェインリング。
負荷のピーク進角を0.5歯間隔で計5段階に変更可能であり、まずはインナー、アウター共に進角0にセットした。これで500kmほど走行してから1ステップ変更してみる。
加速性は良いが持続し辛いときは進角を進め負荷を早めに掛ける計算。

但し、ZED2にPCD110のQ-Ringsの場合、最大に進角を減らしても取り付け穴の都合により全体で見ると進角がほぼ0であり、現在はこの設定。つまりPCD110の場合進角を進めるセッティングのみ可能である。(標準が出ているのでまず良いかなと思う)
コンパクトチェインリングを使わなければこの問題は無い。

0.5歯刻みで幾らでも変更出来る可能性あり。検証中



引越しが片付いたら早速走ろう

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