帆船操作学習 #1
今日は北風約3m/sの中、初回のヨット講習を行った。
ウィンドサーフィンは遊んでいるので基本はかなり理解し易い。
船の構造と機能、ロープワーク、気象、出艇方法、操船シミュレーションなど一通り習い、幅の広い安定したディンギー(キャビンの無い船)でスロープから出艇。
まず、メインセイルの操作は先生が行い、ディラー(梶)の押し引きのみを私が担当し、慣れたら両方を操作する。
ディラーを押すと風上にラフし、引くと風下へベア。出来るだけ風上に向かう操船はクローズホールド。どの向きでもセイルトリムとしてはセイルラフが若干不安定な位が良いらしい。
ヨットでも真風下へのランニングは遅いし不安定になるためあまり行わない。
ターンし易いのは風上回りのタッキング、セイルを引きながらディラーを向こうへ押して船を回し、ブームが頭上を越えたら体はセンターボードを中心に弧を描きながら反対舷へ移動する。ディラーとメインシートは背中で持ち替える。
(方向転換する際はまず転換後のコースの安全性を確認しておく)
これを何度か繰り返し、次にジャイブにもトライ。
風下回りはブームが大きく勢いが付きながら振り回るので大変危険。風の強い時はメインシートを引いてブームのパワーを減らしてからジャイブすることもあるそうだ。
今日は弱い風だったため、ブームを横に目一杯出してディラーは手前に引きながらベアリングし、ブームが返る前に反対舷へまず座り直す。継続してジャイブ動作を行ない、必要があればブームを手で返して目的コースに乗る。
これも何回か繰り返したのち帰途に就く。
着岸の注意としては、
風向きでの場所選定と艇速の落とし方。
これは次にまとめてみる。
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