帆船操作学習 #2
操船覚え書きの続き
アビーム(風上から90度方向):方向の目標を決める。ティラーは出来るだけ動かさず、メインセイルの引き送りでジブセイルの表裏の吹き流しがどちらもスムースに流れる様に調整。
クローズホールド(間切り):出来るだけ風上に向かう。ジブ、メインとも引く。ブームはスタン(船尾)の角まで引く。セイルトリムはティラーで行う。
ランニング:セイルシートは全て繰り出して良い。ブームパンチに注意(完全な風下には向かわないこと)。ヒールを維持するため風下側に着座する場合もあり。
ブロー対応3パタン:
・セイルを開いて風を逃がす(楽だが推力が落ちる)
・ティラーを押して風上に向かい、ブローが過ぎたら元に戻す
・ハングアウトで対抗
停止2パタン:
・風上に操舵し、セイルはフリーにする(ブローでのブームパンチに注意)。ティラーはやや押す位置で固定。艇は風上風下に少しづつ振れながらほぼ停止。
・ラフしながらブームを風上に押して裏帆を打たせ停止。停止後はパタン1と同様。
接岸準備:まずジブを降ろし捕縛、強風時はメインも降ろし捕縛、操舵のみで接近。船着き場近くにて風向き等確認し着岸をシミュレートする。そして一旦離れ、次に本番を行う。
接岸本番手順:近づいたらセンターボードを上げる。着岸前でラダーも上げる。バウのシートを持ち、滑る突堤に気をつけて降りて舳先下のフックをキャリアに掛けて固定し、岸壁に当てたりしないよう引き上げる。
p.s. ティラーのエクステンションの操作には慣れが必要。
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